こんにちは!タケシです。
最近は気温も温かくなってきたと思いきやこの前に降った雨以降気温がまた下がって少し肌寒いですね。
ただもうすぐ本格的に温かくなるようなので体調にはお気を付けください。
自分はただいま絶賛花粉症で鼻水がだぁーだぁーになっています。
そんな中この前終わった誘因作業と獣害柵の設置をしたので。記事にしていきたいと思います。
参考までに良かったらご覧ください。
梨の誘引
梨の誘引とは今年梨がの実がなってきたときに枝が縛られていないと実が落下したり傷ついたりする為と来年に実をならせる枝を作るための作業です。
本来は剪定が終わり次第並行してやっていけるのですが、自分は果樹棚を補強していたので作業が遅れていました。
時期としては12月~3月までに終わらせておけると良いと思います。
3月下旬から芽が動き出しますので、縛りずらくなります。極力早めに縛っておきましょう。
使うのは麻ひも、指につけれるカッター(無ければ鋏)、鋏、ノコギリです。
麻ひもは長さ650メートル厚さ3mmのを使っています。
1反当たり1つとちょっとあれば足りるくらいだと思います。
このように枝が立ち上がった状態から、
このように枝を縛り付けて倒していきます。
まず木の太いところ(主枝、亜主枝など)は二重で縛り、側枝や花の付く結果枝は一重で縛ります。
- 誘引の方法
このように上に上がっている枝の真ん中と先端を棚線と一緒に縛ります。
こうすることで枝が固定されます。
- 芽かき
次に芽が発芽する時にできるだけ養分を使いたくないのでもともといらない芽はこの時点で欠いて
あげることにより無駄な養分を使わずに済み、またこの後の作業効率も上がっていくので
少々時間は掛かりますが、農閑期である今のうちにやっておきましょう。
ブレブレ。
いつものごとく見づらくてて申し訳ないですが、この手前奥の花芽の下にちっちゃい芽がありますがこれを除去していきます。一つの花台に一つだけ花芽を残していきます。
そして奥にある真上に伸びている花芽も取っています。
これは真上の芽から実ができても梨がデカくなった時に軸が折れて落下してしまうので真上の花芽は使いません。
また真下の芽は雨水などは掛かりやすく病気になる恐れがあるので基本的に残しておくのは横側から生えている花芽を残してあげます。
基本的に
- 主枝、亜主枝の太い枝を2重で何ヵ所か誘引
- 側枝、結果枝を最低2か所は誘引
- 花芽を必要な分以外は芽かき
という流れになります。
- 予備枝誘引
このように今年実を取るのではなく来年以降に実を取る枝は30度くらいに立たせて縛ります。
一日だいたい4から8本程度は誘引できると思います。
最初は大変ですが一つ一つ確実にやっていきましょう。
獣害柵付け
次に獣害柵のつけ方を説明していきたいと思います。
自分の借りている果樹棚にシカの糞が落ちていて、地域の人に聞いた時もシカは出ると聞いたのでシカと一応猪対策として策を立てようと考えました。
シカがいると苗木の芽を全部食べられてしまいますし、実ができたときもシカに食べられるので対策が必要です。
これが柵設置前で
こちらが設置後になります。
防獣フィールドフェンスの高さ1.5メートル、長さ30メートルの物を買いました。
だいたい畑が2反ちょいあって3分の1はもうすでにフェンスが張られていたので
だいたい3分の2くらいを張るのに5巻買えば足りると思います。
本来何もないところであれば支柱も必要ですが、果樹棚のアンカーに沿わせて張っていくので今回は支柱は買いませんでした。
このように棚の周りを這わせていきます。
アンカー一つ一つの上、下、真ん中と3か所ずつ端から結んでいきます。
下はアンカーと呼ばれる杭ににつけていきます。
一つ一つ括り付けていくとだんだん動かなくなってシカが入れないような柵になっていきます。
写真を見てもらうと、柵の上部はずるずる落ちていかないように所々、棚の外線と柵を針金で繋いでいます。
こうすることで柵をつけています。
今の所これで耐久に問題はないと考えていますが、これで問題が出た場合は随時記事にしていきます。
柵付けの流れは
- 柵を棚線の周りに這わす
- 柵の下をまず止める
- 柵の上を決めるて止める
- 真ん中を止めていく
という流れでやっていきました。
以上!<農業日誌>梨誘引と獣害柵の取り付け
でした。いつもご覧いただきありがとうございます。
他にも様々な記事を載せているのでよかったら見てください。
それでは!またね~★
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