<農業>葡萄の誘引、梨の本摘果

農業

こんにちは!タケシです。

最近は25度を超える日も続きコロナも落ち着いてゴールデンウィークは久々に皆さん充実していたのではないでしょうか。

自分達のような夏収穫するものがある農家にとっては今一番忙しいのでゴールデンウィークは一番縁がない連休となっています。(笑)

そんな今日は葡萄の誘引と梨の本摘果を記事にしていこうと思います。

あくまで個人の意見なので参考程度に見ていただけると嬉しいです。

葡萄の誘引

葡萄の誘引は成長速度にもよりますが、5月入ってぼちぼち始まるイメージです。

主に葡萄の房が風に揺られて傷まないように枝に固定するのが目的ですが、他にも適切な位置に

置くことですべての枝にに光が当たるようになる事や先頭の枝に養分がしっかり行くようにする

ことができます。

立っている青つるを

縛っていきます。

今の時点では成長しているつるは2つ、普通のつるは1つ縛ることができます。

あまり先の方を縛ってしまうと縛ってある所がまっすぐ伸びずに曲がってしまう為まだ触った特に柔らかく曲がる所は縛らずに置いておきましょう。

2倍体の品種は特に先端の成長点が2つに分かれてしまう事もあります。

このままおいてしまうと先端の養分が分散されどちらも中途半端な枝になる可能性があるのでしっかり除去していきましょう。

誘引は一回で終わることはできないので何回か同じところを回るのとになりますが根気強くやっていきましょう。

梨の本摘果

次は梨の本摘果です。この前に紹介した粗摘果と選ぶ実はほぼ一緒ですが、

長い枝では実が14個くらいついていますがだいたい75cmくらいの枝にだいたい7個くらい

つけるようにします。多くつけすぎると来年の花芽が少なくなったり今年の実の大きさも少し小さくなったりするのでしっかり落とすことが大切です。

傷があるものは落とします。

軸の所が光っているものは芯腐れになっているので見つけたら落とします。

割るとこの様に芯の部分が黒くなっていることがわかります。

通常のは芯が黒くならず青いのがわかります。

芯の部分も腐っている物みたいに汁が出てきていません。

黒く触ると煤みたいなものがつくものは黒星病と言い感染力が強いので園外へ出して処理しましょう。

黒星が実についている場合はこの様に黒星菌が節に纏まってついている可能性が高いです。

これが感染源になっているのであれば必ず取りましょう。

本摘果は粗摘果をしてあるのでそこまで時間がかかりません。

良い実を確実に選別していきましょう。

最後に

5月に入って病気も少しずつ出てきたので消毒もしっかりかけていきたいと思います。

今年は葡萄の芽吹きが少し遅くて心配でしたが少しずつ元気になってきていて少し安心しています。

葡萄に関しては去年は病気がひどかったですが、今年はその分消毒を前もって早めに行った分、

今の所は病気は出ていません。が、今年は獣害が出てきて鹿が苗木の芽を食べてしまって困っています。

話は変わりますが今年はキウイの木が新たに増えました。キウイの花を初めて見たかもしれません。

キウイは蔓がめちゃめちゃ伸びるので恐ろしいですが、伸びすぎないように監視していきたいと思います。

以上!<農業>葡萄の誘引、梨の本摘果

でした。いつもご覧いただきありがとうございます。

他にも様々な記事を載せていますので良かったらご覧くださいね。

それでは、またね~★

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