<農業日記>梨の夏季誘引、葡萄の経過観察

農業

こんにちは!タケシです。

最近ごたごたして少し更新が途絶えてしまって申し訳ありませんでした。

またこれからもマイペースに更新していく事になると思いますがよろしくお願いします。

7月は雨が降るか心配していまいたが、台風をきっかけに雨が1週間に2~3回降ってくれています。

6月終わりから果実が大きくなるために重要な季節になるので水が沢山必要に

なりますが少し安心しました。

今回は梨の夏季誘引と葡萄の経過観察をしていこうと思います。

あくまで個人の意見なので参考程度に見ていただけると嬉しいです。

梨の夏季誘引

まずは梨の夏季誘引からやっていこうかと思います。

夏季誘引とは梨の今年になり生えてきた枝は青く上に伸びていきますが、上に伸びた枝の先端が

止め葉と言われる状態になることによって栄養が枝から梨の実に集中していくようになり

一気に梨の実が大きくなる養分転換期になります。

この時期に枝を倒すことで更に実に集中して栄養が行くためと養分転換期に花芽と言われる

来年の実になる為の芽が作られ始めるのでこの時期に枝を倒すことによりホルモンの関係で

花芽が栄養成長から生殖成長になり花芽が多くつきます。

今年の時期的には6月後半からその期間になりはじめたので、6月30日くらいから始めました。

だいたい2.5反分の誘引を11日くらい掛かりました。麻ひもも3巻分くらい使いました。

この様に先端が開いている状態だと止め葉を打った状態になります。

この状態だとまだ先端が止まっていない状態になります。

この様に枝がずれないよう麻ひもを一周します。

自分はあまりしませんが、左右に揺れるのが嫌な人はこの様にねじることで更にずれなくなります。

これを

この様にだいたい30度くらいまで倒すことで夏季誘引が完了です。

誘引前から

これが誘引後になります。

先端は角度を45度にするなどして立ち気味にして栄養を引っ張るポンプの役にします。

これで夏季誘引は終了になります。

葡萄の経過観察

軽く葡萄の経過観察をしていこうと思います。

このように葡萄に色が付いてくることをベレーゾンと言います。

この時期になると実が軟化して触るとぷにゅぷにゅしてきます。

これが6月30日だったので少し今年は早いかなと思います。

これが7月11日の様子ですが一気に色が2週間弱で全体に回っていますね。

ただまだ酸味が強すぎて食べれたものではありません。

この時期でも少しずつ玉が張ってるのがわかります。

このまま順調に黒くなっていく事を祈っています。

まとめ

夏季誘引と摘芯は外が暑い中で地味な作業なのでサボりたくなりますが、この時期に

しっかりと作業をこなせるとより一層に梨の品質が良くなるので、収穫前ラストスパートだと

思い気合で作業をしています。

梨も日に日に大きくなってきていよいよだなと感じます。

これから更に気を引き締めて収穫までの準備を一つ一つこなしていきたいと思います。

葉っぱの間から来年の芽が少し顔を出してますね。

これがかわいく見えれば晴れてあなたも変態農業士です。(笑)

以上!<農業日記>梨の夏季誘引、葡萄の経過観察

でした!いつもご覧いただきありがとうございます。

分からない点などありましたらコメントいただければと思います。

他にも様々な記事がありますので良かったら他の記事も見ていってくださいね!

それでは!またね~★

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